その教え方、本当に大丈夫?元教師による「教えるテクニック18選」

教えるテクニックがほしくありませんか?教えるテクニックが身につけばこんなことができるようになります!

あなたが教師/講師の場合

  • 学生/受講生が授業に集中するようになる✨
  • 活気のある授業/講義ができるようになる✨

→学生/受講生からの信頼を得て、人気教師/講師になれるのも夢ではありません!

あなたに後輩や部下がいる場合

  • 後輩や部下に効率よく仕事を引き継げるようになる✨
  • 仕事の生産性が上がる✨

→成果を出し、出世や年収アップも夢ではありません!

ところが、現実はどうでしょう?

あなたが教師/講師の場合

  • 学生/受講生が授業中だるそうにしている💦
  • 思うように授業/講義ができなくて、日々つらい💦
  • 学生/受講生とうまくコミュニケーションがとれていないような気がする💦

あなたに後輩や部下がいる場合

  • 後輩や部下とうまくコミュニケーションがとれず、つい説教じみてしまう💦
  • 後輩や部下から嫌われている気がする💦
  • 仕事を割り振れず、自分一人でため込んでしまう💦

こんな方も多いはずです。

そこで今回は、20代の間ずっと教師職に就いていたわたしが、これまでの体験を踏まえて「教えるテクニック」について述べていきます。

※この記事は「人の印象に残る話術」「必ず相手に理解させる説明のしかた」などを紹介するものではありません。

  • 人になにかを教える立場の人が心得ておくべきこと
  • 教えるときに気を付けたほうがいいこと
  • より相手に伝わる説明をするために必要なこと

について書きます。つまり、「教えるテクニック」といっても「話術を紹介するもの」ではないというのをご了承ください。まぁ、とりあえず読んでみてください🙌

教師/講師向けの「教えるテクニック8選」

ここでは主に、授業をする上での心得や、教える立場としてふるまうべき態度、授業しやすくする方法について書きます。

実践的なことについては、次の項目(リンク)をご覧ください。

なお、ここからは「教師」の部分を「教師/講師」、「授業」の部分を「授業/講義」、「学生」の部分を「学生/受講生」として読んでください。いちいち書くのがめんどくさくなりました(笑)

👇教師/講師向けの「教えるテクニック8選」👇

では、一つひとつ見ていきましょう✨

時間通りに始める、終わる。

時間にルーズな人って、嫌じゃないですか?(笑)

特に、終わる時刻になったのに授業が終わらないと、学生に嫌われちゃいます。みんな早く帰りたいですからね。

今日の授業で何をするか、はじめに予告する。

スケジュールを把握すると人は安心しやすいです。

例えば、「はじめに文法の練習をしてから、あとで会話の練習をします。最後にビデオを見ます」など、授業のはじめに伝えましょう♪

授業中に怒らない。

教師も学生もストレスフリーな授業がいいですよね✨

よほどほかの人に迷惑になるようなことをしない限りは、怒っちゃだめです。たしかに、学生の態度が悪くて叱らなければいけない状況はあるかもしれません。しかし、何度も感情的になって怒っていると「よく怒る先生」のイメージがついちゃいます。

私語、居眠りは必ず注意する。

「怒る」のはだめですが、私語、居眠りをしている学生にはきちんと「注意」しましょう!「怒る」=感情的になって大きな声を出して叱る、「注意」=冷静に声をかけて気づかせる、です。

これを放置していると、だらしなくしててもいい授業なのだと学生に舐められ、授業崩壊してしまいます🙁

ケータイいじりは微妙ですね~。授業に関係のある調べものをしていることもあるので。私が日本語教師だったときは、ケータイで日本語の意味を調べている学生がかなりいたので、注意していませんでした。

ただ、明らかにケータイゲームをしている人には「ね、〇〇さん?」などと優しい笑顔(の奥に「ゲームやめろ」のメッセージをこめて)で声をかけて、やめさせていました👍

注意する?しない?の境界線

次のうち、授業中にあなたが「聞きなさい」「やめなさい」「ちゃんとしなさい」などと注意する学生はどれですか?

  1. 教師の話を聞かずぼーっとしている
  2. ノートに絵を描いている
  3. ほかの学生に話しかけている
  4. ほかの学生に質問しまくっている
  5. 活動に参加しない(作文の時間なのに、わざと書かないなど)
  6. 教科書を開かない

私なら、3, 4番だけ注意します。
なぜなら、周りに迷惑をかけているからです。
1, 2, 5, 6番は、私語や居眠りと違い、授業に参加していないというのが周りに気づかれにくいです。ですので、授業崩壊にはつながりにくいです。
それに、その日のコンディションによってどうしても集中できないときって、誰にでもありますからね。
机間巡視のときにそばにいって、「どうしたの?」と優しく声をかけてサポートします😉

学生一人ひとりに対してアドバイスをする。

学生が書く、読む、発表するなどの活動をしているとき、どんなことを書いているか、どんな発音をしているか、どんな内容を発表しているかなどよ~く見ましょう。

このとき、メモをとるのがポイント✋

なにをアドバイスするか忘れないようにするためです。そのメモを見て、活動が終わった後一人ひとりにアドバイスします♪

「先生はわたしのことをちゃんと見てくれていたんだ」と学生は喜びますよ😚

たまに、ほかの教師の話をする 。

教師どうしが仲いいのか、学生は案外気にしています💡

ほかの教師とちゃんと連携してるよアピールをしておくと、例えば、学生がほかの教師とうまくいかなかったときに相談してくれたりするので、学生の本音が聞きやすくなります。

学生を信頼して授業する。

「発言してくれなかったらどうしよう」「活動に参加してくれるかな」

特に新人教師ほど不安になると思います。私もはじめはそうでした。

でも、安心してください。だいたいの学生は教師の言うことを聞いてくれます😙よっぽど説明が長い、わかりにくいとき以外は、きちんと授業に参加してくれるので

✨学生とともにいい授業をつくっていく✨

という気持ちで、授業に臨んでください♪

教師自身が授業を楽しむ 。

教師という仕事が好きじゃないなら、やめた方がいいかもです。楽しくなさそうに教えられたら、学生ももちろんいい気持ちになれません。

逆に、よく笑う教師や学生との会話を楽しむ教師に教えられたら、学生は教師のことが好きになり、学ぼう!というやる気も出てきます。そして、授業で教師が困っている時(誰も発言しない時など)に助けてくれるようになり(発言してくれる、場を盛り上げてくれるなど)、授業がしやすくなります♪

学生と一緒に、授業という楽しい時間を過ごせたらいいですね😊

すべての人向け(教師/講師含む)の「教えるテクニック10選」

先ほどは、教師や講師職に就いている人向けに書きました。ここからは、教師や講師の人に限らず、人に何かを教えるときにいつでも使える実践的なテクニックを紹介します。

👇すべての人向けの実践的な「教えるテクニック10選」👇

雑談からスタートで場を和ませる。

はじめは相手もあなたも緊張しているので、まずは互いにリラックスしましょう。

たいした話じゃなくてOKです。例えば

  • 最近の天気について
  • 今朝、朝食を食べた?→何を食べた?
  • 昨日何をした?
  • 昨日何時に寝た?
  • 最近見たおもしろいテレビ番組(や映画)について
  • 通勤途中で見つけたおもしろそうな店について              etc.

誰でも気軽に話せる話題ならなんでも大丈夫です!

話すスピードは、ふだんより遅くする。

教える側は、緊張していつもより早口になりがちです。

ですので、意識していつもより遅く話すようにするとちょうどいいです。

相手に背中を向けない。顔を見て説明する。

ホワイトボードに説明を書く時だけは、背中を向けちゃっても大丈夫です。でも、できればその時も、半身の姿勢で書いたほうがいいです。

なぜなら、そのほうが「教えるのに慣れてる人だな」と相手が思ってくれるからです✨笑

また、基本中の基本ですが、相手の顔を見て説明しましょう。目を合わせるのに抵抗がない人は、相手の目を見て、理解してくれているかどうか確認しながら説明できるとなおいいですね👍

字が見えるか、声が聞こえるか、困っていることはないか確認する。

例えば、あなたの活舌が悪くて聞き取りづらかったとしても「もう1回お願いします」と言えない人もいます。

あなたががんばって教えても、相手に伝わらなかったらもったいないので、相手があなたの説明に集中しやすい環境を用意してあげましょう。

ですので、教える側のほうから「私の声聞こえますか?」「字は小さくないですか?」「もう消していいですか?」「部屋は寒くないですか?」など声をかけてあげてください。

相手のタイプによって教え方を変える。

例えば、わたしは相手によってこんなふうに教えていました。

相手のタイプ           教え方
おとなしい女性 やさしくていねいに説明する。
おとなしい男性 説明は短めに、演習をたくさんさせる。
やんちゃな人 「ちゃんとやりなよ?」とよく声をかけ、仲良くなる。
やる気のない人 勉強以外のことでよく話しかけ、仲良くなる。
やる気のある人 勉強熱心なことをほめる。
やる気はあるが
勉強が苦手な人
理解できるまで根気強く説明する。
熱心なことをほめる。

日頃の相手の様子をよく観察し、話しかけてほしいタイプか、黙々と演習したいタイプか、たくさんほめないと心が折れるタイプかなどを見極めて対応します。

はじめは見極めが難しいかもしれませんが、

どうすれば相手が意欲をもって学んでくれるか

を考えながら、教え方を工夫していくうちに、だんだんわかってきます😁

説明は必要最低限で切り上げる。

人は誰でも、話を聞いただけでは理解できません。自分の頭で考えたり質問したりしながら徐々に理解していきます。

ですので、最低限必要な説明をしたら、あとは何か実際に活動をさせましょう。

そして、わからなくなって質問をしてきたら、ヒントを出しつつまた説明しましょう💡

「いいね!」だけでもいいから、ほめる。

あなたは最近、どんなことでほめられましたか?

私は…「30歳のわりに無邪気だね」とフランス人の友人に言われました!別にほめられてなかったのかなぁ??よくわかんないです(笑)でも、ほかに最近ほめられたことって全然思い出せません🤔

まぁ、ようするに、子どもでも大人でも、ほめられる機会ってあまりないですよね。

だからこそ、ちょっとでもほめられたら嬉しくなるものです✨相手があなたの教えたことを少しでも理解したり、質問してくれたら「いいね!」「その通り!」「よく覚えていたね」などほめましょう。

そうしたら、相手はさらにがんばろうと思うはずです。

「そうだね!」だけでもいいから、相手を受け入れる。

教える側と教えられる側、知識が多いのはどちらでしょうか?

もちろん、教える側ですよね。

そして、教えられる側の人は知識が浅いので、的外れな発言をしてしまうことが多々あります。

そんな時でも「なに言ってるの?」「いや、違うよ」「さっきも言ったけどさぁ」など否定的なことは絶対言わないでください!!相手はあなたに不信感を持ち、もう話を聞かなくなってしまうかもしれないからです。あなたが会社の先輩や上司であれば、最悪の場合、相手はもう会社に来なくなってしまうかもしれません。

ということで、相手の発言が的外れであったとしても、すべてがおかしいということはないと思うので、「そうだね!」「そうなんだよ」「そういう考え方もできるんだよね」「なるほど」など、まずは相手を受け入れる一言を言ってあげましょう✨

ひいきしない。

ここまで読んできたあなたはもう気づいているかと思いますが、人に何かを教えるときは、相手(教えられる側の人)がリラックスしているかどうかがけっこう重要です。

あなたが数人に何かを教えるとき、そのうちの誰かをひいきしていたら、教えられる側の人はどういう気持ちになるでしょうか?

ひいきしていると思われないように、全員に同じ程度発言させたり、話しかけるようにしましょう。

相手に興味を持ち、積極的に話しかける。

教える場を活発な場にしたかったら、相手と仲良くなること。これに尽きます。

勉強や仕事の話しかしてくれない人には、話しかけづらいものです。ですので、休憩時間などにあなたの方から相手に声をかけ、遊びや趣味の話で盛り上がってみましょう!

今回はこれで以上です。

人に何かを教えるとストレスがたまったりしますが、今回紹介したテクニックを活用して、少しでもいい気持ちで教えていただければと思います。

読んでいただきありがとうございました。