外国人とかかわるのが好きなあなたへ/日本語教師ってどんな仕事?

今まで中学校教師、家庭教師、日本語教師をしてきたけど、正直、日本語教師が一番楽しかったです(=゚ω゚)ノ

正直言って、中学校教師はつらいことの方が圧倒的に多かったんですよね(笑)

  • 残業が多すぎる
  • 保護者対応、部活動顧問、行事運営、担任業務など業務が多くて大変
  • 部活動で休日がつぶれる

こんな理由から教師って大変だよなぁと疲れていたんですが、

日本語教師という仕事を見つけて、これなら教師も悪くない!と考えが変わりました。

この記事では、日本語教師に興味がある人を対象に日本語教師の魅力と実際に働いた時のスケジュールについて語ります。

日本語教師の3つの魅力

様々な価値観を吸収して頭が柔軟になる

想像してみてください。小さなことでくよくよしなくなるあなたの姿を!

異文化を持つ人たち(外国人)とうまくコミュニケーションをとれるようになり、その人たちの価値観が学べるのが日本語教師の良さです。自分の価値観が正しいわけじゃないんだと気づかされ、「そういう考え方もありだね!」と色んな価値観を認められるようになります。

人に教える技術が養える

教える技術を持つ人は、いつの時代でも必要とされています。日本語に限らず「中学校の勉強についていけない」「パソコンの使い方がわからない」など、人から何かを教わりたいと思う人が常に世の中にいるからです。

確かに、多くの人が教師に持っているイメージ通り、社会人としてのマナーやビジネス感覚を身につけづらいと思います。

しかし、日本語教師として働けば、教える技術が身につきます。この技術はほかの教師職(講師職)でも通用するので、食いっぱぐれることはないでしょう。

人間どうしのつながりが感じられる仕事

「学校の中ではもちろん先生と学生だけど、学校の外では友達になれるでしょ?」

学生のお別れ会のあと、カラオケに誘われて渋っている私に、香港人の学生が言った一言です。

「行きたいけど、教師の私がいたらみんな楽しめないだろうなぁ」と思っていた私は、嬉しくて泣きそうになりました(ノД`)・゜・。

日本語教師が教える相手は、主に成人した外国人です。(小学校などで教える場合はもちろん違いますが)ですので、学生と教師という枠を超えて、人として親しくなれるんです。

同じ教師でも、小学校~高校の教師だとそんな機会ほとんどないですよ?

これが日本語教師の1日のスケジュールだ

まず前提として、私は日本国内の日本語学校に非常勤講師として勤めていました。教師によっては午後の授業を担当する人もいますが、私は午前のみでした。

それでは、実際の私の1日がこちらです。

8:15 出勤
8:20 授業の用意
8:45 朝のミーティング
9:00~9:50 授業1, 2コマ目(途中5分休みあり)
10:35~10:50 15分休み
10:50~12:25 授業3, 4コマ目(途中5分休みあり)
12:25 教室の片づけ/質問受付
12:45 昼のミーティング
12:50 次回の授業の用意
13:30 学校を出る/帰宅/昼ごはん
15:00~夕方ころまで 授業準備

8:15 出勤

授業は9:00からだけど、早めに行って用意します。その日の授業で使うプリントを印刷し忘れてた!なんてこともたまにありますので。

 余裕をもって出勤する。

8:20 授業の用意

その日に使うプリント、道具を用意。出席簿、日誌を見て、前日のクラスの様子を確認。前日の授業が難しそうだったら、今日の自分の授業でちょっと復習させようかな~とか考えます。

 日誌とは
 今日のクラスはどんな様子だったか、授業後に講師が書くもの。
 チームティーチング(1つのクラスを数名の講師で教える)の場合は、
 授業の引継ぎ事項も書いたりする(次は〇ページからお願いしますとか)。

8:45 朝のミーティング

講師が輪になり、今日はどんな授業をする予定かザックリ共有し合う。学生への連絡事項も共有する。

 学生への連絡事項はメモして、授業で忘れず伝える。
 先輩教師がどんな授業をするのか参考にする。

9:00~10:35 授業1, 2コマ目(途中5分休みあり)

朝は学生のテンションが低め(みんな眠い)。いきなり授業せず、まずは雑談を楽しむ。

教師と学生のコミュニケーションだけでなく、学生どうしのコミュニケーションも大事。昨日何をしたか、学生どうしで会話させたり。学生どうしが仲いいクラスは教え合いができるので、授業しやすくなります。

遅刻常習犯の学生が登校してきたころに(笑)、本格的に授業スタート!

 1コマ45分。1, 2コマは同じクラスで授業する。

10:35~10:50 15分休み

ホワイトボードを消す。出席簿を書く。学生の質問に答える。それが終わったら、学生と世間話して楽しむ(∩´∀`)∩

そのあと講師室へ戻り、次の授業の用意をする。次の3, 4コマは別のクラスで授業です。

 世間話で学生と親しくなれるチャンス!

10:50~12:25  授業3, 4コマ目(途中5分休みあり)

まずは雑談で和ませる。もし「さっきの授業が理解できなかった~」という学生が多いようなら、その復習をすることも。

終わりのチャイムが鳴る前に宿題を配り、チャイムと同時に「ありがとう、また明日~♪」

 チャイムが鳴っても授業が終わらない教師は嫌われるので、注意!(笑)

12:25  教室の片づけ/質問受付

ほとんどの学生はすぐ帰りますが、勉強熱心な人や先生と話したい人が教室に残ったりします。

勉強以外のことでも楽しく話せる先生だと思ってもらえたら、授業中によく発言してくれたり協力してくれるようになります。

時には学生がおかしをくれて、一緒に食べたり♪学生とわちゃわちゃできる楽しい時間です♪前にイタリア人の学生がティラミスを作ってきてくれたときは、めちゃくちゃうれしかったです。本場のティラミス!

 授業外でも好かれる教師になれたらサイコー!

12:45 昼のミーティング

講師室で、午前の授業の様子を共有し合う。

 授業を担当しているクラスの日々の様子を把握しておく。

12:50 日誌を書く/次回の授業の用意

次回使うプリントを印刷。ほかの教師と授業の進み具合や今後のスケジュールなどについて話す。先輩教師に授業の相談をすることも。

 ほかの教師とコミュニケーションをとり、気軽に話せる仲になっておく。

13:30 学校を出る/帰宅/昼ごはん

授業が終わったら勤務時間終了なので、学校にいる必要なし!ということで、私はすぐ帰宅していました。

 非常勤講師
 勤務時間=授業時間。授業後すぐ帰ってOK

 常勤講師
 朝何時~夕方何時までと、勤務時間が決まっている。
 授業がなくても学校にいなければならない。
 事務や教務の仕事を兼ねている場合もある。学校による。

15:00~夕方ころまで 授業準備

私は文法、会話、聴解、読解、語彙、JLPT(日本語能力試験)対策などいろんな分野の授業を担当していました。教科書や参考書、電子辞書、ネットで調べて授業プリントを作成したり、授業の構成を考えたりしていました。

2コマ90分で1つの分野の授業をします。それの準備にだいたい1時間くらいかけていました。日本語教師なりたてのころは、4時間くらいかかってました(´;ω;`)

 授業準備の時間は、慣れれば短くできる。

基本的に毎日同じ

予定がない日はだいたいこんな感じの生活です。

進級テストがあった日の翌日は、朝、講師全員で会議(今後のクラス編成、スケジュールについてなど)。昼から15時ころまで採点。帰宅してテストの解説作ったりします。

それ以外に打ち合わせが入ることなど全くないです。だから、授業準備ができれば、平日でも午後はフリー!

あと、学校を卒業する学生がいるときは、土日にお別れ飲み会に参加したりしていました。

日本語教師=日本人なら誰でもなれるっていうのは違うかも

これ、よく言われます↓

日本人だから、僕にも日本語教師できるかな。

いや、誰でもってわけじゃないよ!!!(笑)

たしかに、資格(のようなもの)をとれば誰でも応募はできるけど、勉強しないと資格(のようなもの)はとれないからね。正式な国家資格とかはないけれど、日本語教師になるには、だいたいの場合ある条件を満たす必要があります。

それに、日本語教師をしていて大変なことももちろんあります。
こちらに書きました。 >> 日本語教師を続けるのは大変かもね

日本語教師に興味を持った人、日本語教師の資格って何?と思った人は、こちら >> 語教師になるには?/異文化が楽しめる素敵なお仕事 を見てみてください。今のあなたの状況にピッタリな、日本語教師になる方法をわかりやすく書きました。

では、また~!