例文1
会社員は毎月給料がもらえるかわりに、いつ転勤になるかわからない。
意味
会社員は毎月給料がもらえるのは良いことだが、いつ転勤になるかわからない(悪いこと)。
会社で働いていると、いつも同じ給料がもらえます。これは良いことです。でも、悪いこともあります。
例えば、今は北海道で働いていても「4月から東京で働いてほしい」と会社から転勤を言われるかもしれません。会社の命令は聞かなければいけません。
良いこともありますが、反対に悪いこともあります。
例文2
このパンは値段が高かったかわりに、とてもおいしい。
意味
このパンは値段が高かったが(悪いこと)、とてもおいしい(良いこと)。
値段が高いのはあまり良くないことですが、おいしいのはもちろん良いことです。
値段が高いけどおいしいという反対のことがありました。
例文3
私の住んでいる場所は駅から遠くて不便なかわりに、とても静かだ。
意味
私の住んでいる場所は駅から遠くて不便だが(悪いこと)、とても静かだ(良いこと)。
家から駅まで遠いのは不便で嫌ですね。できれば駅から近い方が、すぐ駅に行けて便利です。でも、遠いので不便で悪いです。
でも、まわりが静かだと、家の中でゆっくり過ごせて良いですね。
不便という悪いこともありますが、とても静かといういいこともあります。
例文4
日曜日は1日中だらだらしてしまったかわりに、よく休むことができてよかった。
意味
日曜日は1日中だらだらして何もしなかったが(悪いこと)、よく休むことができて良かった。
だらだらするとは、このように何もしないで寝たりテレビを見たりすることです。だらだらするのは悪いことではないですが、特別良いことでもないですよね。
だらだらしてしまいましたが、よく休んで元気になりました。これは良いことです。
例文5
アンドレアにスペイン語を教えてもらっているかわりに、彼女の仕事を手伝っている。
意味
アンドレアは私にスペイン語を教えてくれる。
その反対に、私はアンドレアの仕事を手伝っている。
これは、良い・悪いという意味ではありません。
アンドレアが私に教える、私がアンドレアを手伝うという意味で反対です。
例文6
休日も働いたから、そのかわり(に)今週好きな日に休んでいいよ。
意味
休日も働いたから、その反対に、今週は休んでいいよ。
例えば、この人はいつも日曜日は仕事が休みですが、たまたま仕事がたくさんあったので、この前の日曜日は働きました。
「日曜日に休めなかったので、今週の好きな日に休んでもいいよ」と上司が言っています。
働く、休むが反対の意味です。
「そのかわりに」と言う時は「に」はあってもなくてもいいです。
例文7
私が日本語を教えるかわりに、君は何をしてくれるの?
意味
私が君に日本語を教える。その反対に、君は私に何をしてくれるの?
「君が私に何かをする」「私が君に日本語を教える」これが反対になっています。
君がする、私がするという意味で反対になっています。