「~上で」はかたい言い方で、意味が3つあります。
意味1:~した後で…する。(~は…のための準備)
意味2: ~する場合
意味3:~によると…。~の情報からわかったことだけど、…。
意味1
~した後で…する。(~は…のための準備)
Vた形 +上で
例:考えた上で、見た上で、相談した上で
N +の上(で)…
例:承知の上(で)、覚悟の上(で)、相談の上(で)
「で」はなくてもいいです。
ここのNは、何でもいいわけではありません。使えるNが決まっています。するV(する動詞)をNにしたものだけ使えます。
するV(する動詞)とは、 「する」で終わるVのこと 。「する」を取るとNになります。
例:承知する→承知、覚悟する→覚悟、相談する→相談
意味2
~する場合
Vじしょ形 +上で
例:買う上で、探す上で、話す上で
N +の上で…
例:勉強の上で、生活の上で、保存の上で
ここのNは、何でもいいわけではありません。使えるNが決まっています。するV(する動詞)をNにしたものだけ使えます。
例:勉強する→勉強、生活する→生活、保存する→保存
どんな時に使う?
「~する場合、問題点がある。注意点がある。必要なことがある。大切なことがある。」と言う時です。
例文
意味3

~によると…。~の情報からわかったことだけど、…。
N +の上では… (Nのうえでは)
N +上では… (Nじょうでは)
「の」がない時は「じょう」と読みます。
例:地図の上では/地図上では、データの上では/データ上では、計算の上では/計算上では
この文法ではこの言葉↑をよく使うので、覚えておきましょう ^^
まとめ
「~上で」はかたい言い方で、意味が3つです。
意味1:~した後で…する。(~は…のための準備)
Vた形 +上で
N +の上(で)…
「で」はなくてもOK
使えるNが決まっている。するV(する動詞)をNにしたものだけ使える。
※するV(する動詞)とは、 「する」で終わるVのこと 。「する」を取るとNになる。
意味2: ~する場合
「~する場合、問題点がある。注意点がある。必要なことがある。大切なことがある。」と言う時に使う。
Vじしょ形 +上で
N +の上で…
使えるNが決まっている。するV(する動詞)をNにしたものだけ使える。
意味3:~によると…。~の情報からわかったことだけど、…。
N +の上では… (Nのうえでは)
N +上では… (Nじょうでは)

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