JLPT N3 Japanese grammar “hanmen”「~反面…」

Vふつう形/ナAな/ナAである/イAい/Nである+反面

意味

~だ。でも、逆に…でもある。

どんなときに使う?

ある1つの人やものの中に、2つの反対の性質がある」と言うときに使います。

似ている文法

Vふつう形/ナAな/イAい+かわりに

意味:~ということと、反対の…ということもある。

例文

ペットを飼うのは楽しいかわりに、掃除が大変だ。
ペットを飼うのは楽しい反面、掃除が大変だ。

→「ペットを飼うこと」には、反対の2つの性質(楽しい/掃除が大変)がある。

彼女に英語を教えてもらっているかわりに、私は料理をしてあげている。
×彼女に英語を教えてもらっている反面、私は料理をしてあげている。

→「彼女が」私に教える。その反対に、「私が」彼女に料理をする。

例文

例文を読む

例文1

こちらの薬は熱を下げる反面、眠くなる場合もあります。

意味
この薬は熱を下げますが、眠くなる場合もある。

薬局で薬剤師さんが薬の説明をしています。

この薬は熱を下げてくれますが、飲むと眠たくなります。
メリットもデメリットもあるので、注意して飲んでください。

例文2

インターネットの発達により生活が便利になった反面、ネット犯罪が増えている。

意味
インターネットの発達は生活を便利にしたが、ネット犯罪も増えた。

みなさんはいつもインターネットでどんなことをしますか? ^^

わたしはオンラインゲームをしたり、Amazonで買い物したり、YouTubeを見たりしています!

インターネットが発達して生活が便利になりましたが、インターネットを利用した犯罪が増えています。

例文3

動物園は子供の勉強になる反面、動物の自由をうばっているという考え方もできる。

意味
動物園は子供の勉強になるが、動物の自由をうばっていると考えることもできる。

※うばう=ほかの人のものを取る。

子供は動物園で動物について学ぶことができます。

でも、動物は動物園にいて幸せなのでしょうか…?
動物園の中に入れられて、自由がなくなっているようにも思えます。

動物園の中で安全に暮らすのか、野生で暮らすのか…

動物はどっちのほうがいいのでしょうか?

例文4

彼は仕事に熱心な反面、家では何もしないらしい。

意味
彼は仕事に熱心だが、家では何もしないらしい。

彼は働くときはとてもがんばりますが、家では何もしません。

仕事をするときと家にいるときで、反対の性格になります。

例文5

オンラインレッスンはどこでもできるので便利な反面、先生と直接話せないのが少し寂しい。

意味
オンラインレッスンはどこでも受けられるので便利だが、先生と直接話せないのは少し寂しい。

※オンラインレッスン=インターネットの授業。(online lesson)

みなさんはオンラインレッスンを受けたことがありますか?

家でもカフェでもどこでも受けられるので便利です。
でも、先生と直接話すことができないので残念です。

わたしは先生と直接話しながら勉強したいので、まだオンラインレッスンを受けたことがありません。

例文6

タトゥーはかっこいい反面、温泉に入れないなどのデメリットもある。

意味
タトゥーはかっこいいが、温泉に入れないというデメリットもある。

※タトゥー=肌に入れる絵。(tattoo)
※デメリット=悪いところ。(demerit)

ほとんどの日本人はタトゥーをしていません。

デメリットが多いからです。

例えば
・温泉に入れない。
・教師になれない。
・タトゥーしていることが知られると、仕事をやめさせられる可能性がある。etc.

タトゥーはかっこいいですが、このようにデメリットもあります。

例文7

シェアハウスは友達ができて楽しい反面、騒音に悩むこともある。

意味
シェアハウスは友達ができて楽しいが、 騒音に悩むこともある。

知らない人と一緒に住むシェアハウスは、新しい友達ができて楽しいです!
でも、となりの部屋がうるさくて眠れないこともあります。

メリットもあれば、デメリットもあります。

わたしも前にシェアハウスに住んでいました。

その経験をまとめて書いたので、日本語の勉強のために、ぜひ読んでみてください♪
👉なるほど!2年住んでわかった、シェアハウスのメリット・デメリット

例文8

彼は会社員である反面、実はYouTubeでも稼いでいる。

意味
彼は会社員だが、実はYouTubeでもお金をもらっている。

彼は会社員としてお金をもらっていますが、実は隠れてYouTuberとしても稼いでいます!

会社で働く、家で自由に働く、反対のことですね ^^

まとめ

Vふつう形/ナAな/ナAである/イAい/Nである+反面

意味:~だ。でも、逆に…でもある。

どんなときに使う?
ある1つの人やものの中に、2つの反対の性質がある」と言うときに使います。

タイトルとURLをコピーしました