JLPT N3 Japanese grammar “kuraida” “hododa” 「~くらいだ」「 ~ほどだ」

Vふつう形/ナAな/イAい/N+くらいだ/ ほどだ

Vふつう形/ナAな/イAい/N+くらい…/ ほど…

意味

~と同じ程度だ。~と同じ程度に…。

どんなときに使う?

わかりやすい例を使って、どれくらいの程度かを説明するときに使います。

ポイント

・「くらい」を「ぐらい」と言ってもOK

・「くらい」「ほど」は、少しだけ意味が違います。
 「くらい」→程度が高いとき、低いときに使います。
 「ほど」→程度が高いときだけ使います。

くわしく読む

○眠たいけれど、がまんできるくらいだ
×眠たいけれど、がまんできるほどだ

がまんできる=少しの程度 という意味なので、程度が低いです。
だから「ほどだ」は使えません!

とても眠たいときはがまんできませんが、少しだけ眠たいときはがまんできますね。

○死ぬかと思うほど疲れた。
○死ぬかと思うくらい疲れた。

死ぬかと思う=とても(程度が高い) という意味なので、「くらいだ」「ほどだ」どちらも使えます!

少しの程度なら死ぬことはありません。死ぬかもしれない!と思うのは、程度がとても高いときですね。

例文

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例文1

この掃除機は、驚くくらい/ほどごみが取れるんです。

意味
この掃除機は、わたしが驚く程度によくごみが取れる。

みなさんは、お掃除ロボットを持っていますか?
自分で動いてごみを取るロボットです。

この掃除機はたくさんごみが取れます。
見ている人が驚く程度によく取れます!

例文2

目が痛くなるくらい/ほどゲームをしちゃった。

意味
目が痛くなる程度にたくさんゲームをしてしまった。(実際には、目が痛くなっていないかもしれない)

これは、いつものわたし(ゆり)です…(笑)

何時間もゲームをしてしまいました。
目が痛くなる程度にたくさんしました。

この文法は、どれくらいの程度かを説明するため、わかりやすい例を言います。

「たくさんゲームをしたこと」を説明するため、わかりやすい例で「目が痛くなるくらい(ほど)」と言っています。

「目が痛くなるくらい(ほど)」は例なので、実際に目が痛くなったかどうかは関係ありません。

例文3

忙しいのはわかるけれど、連絡をくれるくらいの時間はあったでしょう?(×連絡をくれるほどの時間)

意味
あなたが忙しいことはわかっている。でも、わたしに連絡をくれる時間(少しの時間)はあったと思うよ。なんで連絡をくれなかったの?

忙しくて毎日連絡(メッセージ、電話など)ができないのはわかっています。
でも、1週間連絡がないのは長すぎます!

もしわたしの恋人が1週間連絡をくれなかったら、死んだのかと思っちゃいます(笑)

メッセージを1つ送るだけなら30秒でできますね。連絡をくれる程度の少しの時間はあったでしょう?

※少しの時間=程度が低い
※ 「ほど」は、程度が高いときだけ使うので、この例文では使えません!

例文4

久しぶりにお腹が痛くなるくらい/ほど笑った。

意味
久しぶりに、お腹が痛くなる程度に笑った。(実際には、お腹が痛くなっていないかもしれない)

みなさん、最近笑いましたか?

わたしは最近、コロナウイルスのせいでずっと家にいて、あまり笑っていません…。

この人は、何かおもしろいことがあって、とても笑いました。
お腹が痛くなる程度にたくさん笑いました ^^

例文5

A「日本で働けることになったらしいね。」
B「うん。涙が出るくらい/ほどうれしいよ。」

意味
日本で働けることになって、涙が出る程度にとてもうれしい。(実際には、涙が出ていないかもしれない)

日本語を勉強している人は

・日本が好き
・日本語が好き
・日本の文化が好き
・日本で生活したい

これのどれかじゃないですか?みなさんはどうですか? ^^

日本で生活したくても、外国の人が日本で仕事を見つけるのは大変です。

この人は日本で働けることになったので、うれしいです。
涙が出る程度に、とてもうれしいです。

例文6

もう走れるくらい/ほど回復していますよ。

意味
もう走れる程度に、よく回復している。

この人は足が悪くて入院していました。

でも、もう回復しています。
走れる程度に、よく回復しています。

例文7

このペンは使いやすいんだ。色違いで5本も持っているくらいだよ/ほどだよ

意味
5本も買ってしまう程度に、このペンはとても使いやすい。

※色違い=同じものだけど、色だけが違うもの。

使いやすいものなら、色違いでほしくなりますね!

色違いでたくさん(5本も)買ってしまう程度に、このペンは使いやすいです。

例文8

日本人でもわからないくらい/ほど難しい漢字だ。

意味
日本人でもわからない程度に、とても難しい漢字だ。

2人は、クイズ番組を見ています。

さて、「湯湯婆」は何と読むでしょうか?

外国の人はもちろん読めませんが、日本人もわかりません!!
日本人でもわからない程度に、とても難しい漢字です。

答えは…

「ゆたんぽ」です!
※中にお湯を入れて、人の体を温かくする道具。

例文9

今朝は満員電車で、身動きが取れないくらいだったよ/ほどだったよ

意味
今朝は満員電車で、身動きが取れない程度に人がたくさんいた。

※身動きが取れない=身動きができない
意味:体を自由に動かすことができない。

みなさんの国では、満員電車になることはありますか?

東京や大阪などの大都市では、通勤時間になるといつも満員電車です!

いつも満員電車ですが、今朝は特に人が多かったです。
身動きが取れない程度に、とても人が多かったです。

例文10

あいつは顔も見たくない(声も聞きたくない)くらい/ほど嫌いだ。

意味
顔も見たくない(声も聞きたくない)程度に、あいつのことがとても嫌いだ。

「顔も見たくないくらい/ほど」「声も聞きたくないくらい/ほど」
どちらも、とても嫌いだという意味です。

テレビドラマに出ているこの俳優が嫌いです。

顔も見たくない(声も聞きたくない)程度に、とても嫌いです。

例文11

君に見せたいくらい/ほどの景色だったよ。

意味
君に見せたいと思う程度に、とてもすばらしい景色だった。

君に見せたいと思う程度にすばらしい景色でした。

この写真は、北海道のクッシャロ湖です。
冬に行ったのですが、写真のようにとてもきれいな景色でした!
白鳥が泳いでいます。

例文12

もちもち(と)した肌だね。食べちゃいたいくらいだ/ほどだ

意味
食べてしまいたいと思う程度に、とてももちもちしている肌だ。(実際には、食べようと思っていない)

※もちもち(と)した=もちのようにやわらかい。

赤ちゃんの肌はもちもちしていて、とてもかわいいですね!
ずっと触っていたいです。

もちのようにやわらかいので、食べたくなっちゃいます ^^
食べてしまいたいと思う程度に、とてももちもちしています。

もちろん、実際に食べたいとは思っていません。

例文13

おもしろいくらい/ほどみんな手品にだまされている。

意味
おもしろくて笑ってしまう程度に、みんな手品に簡単にだまされている。

※手品=マジック。(magic)
※だます=本当でないことを、本当だと相手に思わせる。

みなさん手品は好きですか?

わたしは小さいころ、祖父(自分のおじいさん)に手品を教えてもらってから、手品が好きになりました。

手品を見た人は、みんなだまされて驚きます。
見た人みんながだまされている風景は、とてもおもしろいです ^^

おもしろくて笑ってしまう程度に、みんな簡単にだまされています。

例文14

フラミンゴは、折れそうなくらい/ほど細い足をしている。

意味
フラミンゴの足は、折れそうだと思う程度にとても細い。

フラミンゴは、このようにピンク色をしている鳥です。
動物園で見れますね。

フラミンゴの足はとても細いです。
折れそうだと思う程度にとても細いです。

例文15

くらい/ほどの大きさの石だ!

意味
頭かと思う程度にとても大きい石だ。

ここに大きな石があります!

自分の頭かと思う程度にとても大きいです!

例文16

君がこれほど日本語が上手だとは思っていなかった。

意味
「君は日本語が上手だ」ということは知っていた。でも、この程度上手であるとは思っていなかった。(今まで思っていたより、上手だ)

※これほど=こんなに=この程度 

外国人の女性と、日本人の男性が会話をしています。
女性は日本語が上手です。

この程度(今、会話ができている程度)日本語が上手だと、知りませんでした。

※この例文の意味のとき「これくらい」はあまり言いません。

まとめ

Vふつう形/ナAな/イAい/N +くらいだ/ ほどだ
意味:~と同じ程度だ。

Vふつう形/ナAな/イAい/N +くらい…/ ほど…
意味:~と同じ程度に…。

どんなときに使う?
わかりやすい例を使って、どれくらいの程度かを説明するときに使う。

ポイント
・「くらい」を「ぐらい」と言ってもOK
・「くらい」「ほど」は、少しだけ意味が違う。
 「くらい」→程度が高いとき、低いときに使う。
 「ほど」→程度が高いときだけ使う。