JLPT N3 Japanese grammar « shieki-ukemi »「Vしえきうけみ形」

Vしえきうけみ形=Vしえき形を、うけみ形にしたものです ^^(当たり前ですみません)

しえきうけみ形の作り方

どのグループのVも、作り方は同じです。

Vしえき形の「せ」を、「せられ」に変えます。そうすると、Vしえきうけみ形になります。

Vじしょ形→Vしえき形→しえきうけみ形

行く→行かる→行かせられ
食べる→食べさる→食べさせられ
する→さる→せられ

ⅠグループのVは、しえき形の「せ」を「され」に変えてもOKです。

Vじしょ形→Vしえき形→しえきうけみ形

行く→行かる→行かされ
書く→書かる→書かされ

つまり、ⅠグループのVだけ、しえきうけみ形が2つあります(~される、~せられる)。でも、「~される」の方が「~せられる」よりよく使います。

「行く」しえきうけみ形 =  行かせられる 、行かされる  ←よく使う
「書く」しえきうけみ形 =  書かせられる、 書かされる  ←よく使う
「座る」しえきうけみ形 =  座らせられる 、座らされる  ←よく使う

「~される」の方が短くて、言いやすいですね!

Vしえきうけみ形のポイント

Vしえき形とVしえきうけみ形の、文の意味は同じ

でも、主語が反対になります!!

※主語=subject

例文を見たら、わかりやすいです↓↓

例文

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例文1

先生が学生に作文を書かせる。【Vしえき形】

学生が先生に作文を 書かされる/書かせられる【Vしえきうけみ形】

この学生は作文を書きたいわけではありません。先生に 「作文をしましょう!」 と言われたので、書きます。

先生が学生に作文を書かせます。 【Vしえき形】 (主語=先生が)

学生が先生に作文を書かされます/書かせられます。【Vしえきうけみ形】(主語=学生が)

Vしえき形の文もVしえきうけみ形の文も、意味は同じです。でも、主語がちがいます。

例文2

親が子供にピーマンを食べさせる。【Vしえき形】

子供が親にピーマンを食べさせられる。 【Vしえきうけみ形】

この子供はピーマンを食べたくないです。でも、母親に「食べなさい!」と怒られたので、食べます。

親が子供にピーマンを食べさせます。 【Vしえき形】 (主語=親が)

子供が親にピーマンを食べさせられる。 【Vしえきうけみ形】(主語=子供が)

2つの文の意味は同じです。でも、主語を反対にする時、Vしえき形とVしえきうけみ形も変えます。

例文3

店長が私にトイレ掃除をさせる。【Vしえき形】

私が店長にトイレ掃除をさせられる【Vしえきうけみ形】

私はトイレ掃除をしたくありません。でも、店長に「トイレ掃除してね!」と言われたので、掃除をします。

店長が私にトイレ掃除をさせます。 【Vしえき形】 (主語=店長が)

私が店長にトイレ掃除をさせられます。 【Vしえきうけみ形】(主語=私が)

2つの文の意味は同じです。でも、主語が反対になる時、Vしえき形とVしえきうけみ形も変わります。

まとめ

Vしえきうけみ形は、Vしえき形のうけみです。だから、Vしえき形とVしえきうけみ形の主語は反対です。

でも、文の意味は同じです。

Vしえき形の「せ」→「せられ」に変えると、Vしえきうけみ形です。

例:見る→見さる(しえき形)→見させられる(しえきうけみ形)

ただし、ⅠグループのVだけ、「せ」→「され」に変えてもいいです。

例:泣く→泣かる(しえき形)→泣かされる(しえきうけみ形)

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