JLPT N3 Japanese grammar “tte”「~って」

意味が3つあります。

1. 【引用】~と言っている/書いてある/聞いた。
2. 【伝聞】~と聞いた。
3. 【伝聞→確認】~と聞いたけど、本当?

ポイント
・「~と言っている/書いてある/聞いた」のかるい言い方
日常生活で話すときによく使う
目上の人には使えない。使うと失礼!
男も女もみんな使う

意味1

【引用】~と言っている/書いてある。

※引用=自分が話したりするときに、ほかの人が言っていた(何かに書いてあった)言葉を使うこと。

ふつう形+って(言っている/書いてある/聞いた)

「ふつう形」には、相手が言った言葉、何かに書いてあった言葉、聞いた言葉が入る!

どんなときに使う?

自分が何かを話すため、人が言っていたこと(本などに書いてあったこと、聞いたこと)を使うとき

ポイント

目上の人に話すときは「~と言っている/書いてある/聞いた」

例文

例文を読む

例文1

お母さんは、今日は残業で遅くなるって(言ってたよ)!

意味
お母さんは「今日は残業で遅くなる」と言っていた。( 今日は残業をするので、家に帰るのが遅くなる )

お母さんは「今日は残業で遅くなる」と、お父さんに言いました。

お父さんはそれを、娘に伝えています。

例文2

さっき店長が、皿洗いをしておいてって(言ってたよ)。

意味
さっき店長が「皿洗いをしておいて」と 言っていた。

店長は「皿洗いをしておいて」と、女性店員に言いました。

彼女はそれを、この男性店員に伝えています。

例文3

わたしたちの好きなカフェが、今月で閉店しますって(書いてあるよ)。

意味
わたしたちの好きなカフェが「今月で閉店します」と(店の前、ニュース、雑誌などに)書いてある。

※~が/を閉店する
①その日の店の時間が終わって、店を閉める。
②店をするのをやめる。店を終わりにする。

カフェの前に「今月で閉店します」と書いてあります。

彼女はそれを、彼に伝えています。

例文4

わたしは日本に留学したいんだけど、親に行くなって(言われた)。

意味
わたしは日本に留学したいのに、親に「行くな」と言われた。

この女の子が「日本に留学したい」と言うと、父親は「行くな」と反対しました。

彼女はこのことを、友達に相談しています。

例文5

看護師さんが、あと3日は寝ていてくださいって(言っていた)。

意味
看護師が「あと3日は寝ていてください」と言っていた。

この男性の病気はまだ治っていないので、看護師が「あと3日は寝ていてください」と言いました。

彼女はそれを、彼に伝えています。

例文6

お金を貸してって言われても、困る。

意味
「お金を貸して(ほしい)」と言われた。でも、(わたしは貸せないので)困る。

「お金を貸して」と言われましたが、そう言われても困ります。

わたしは貸せません。または、貸したくありません。

例文7

この文法は、生活でよく使うから大事だって(言ってたよ/聞いたよ)。

意味
「この文法は、生活でよく使うから大事だ」と言っていた(聞いた)。

先生が「この文法は、生活でよく使うから大事だ」と言っていました。

このことを友達に伝えました。

例文8

弟も行きたいって言ってるんだけど、一緒に行ってもいい?

意味
わたしの弟も「行きたい」と言っているのだけど、弟も一緒に行ってもいい?

この2人は、今度動物園に行く予定です。
そのことを女性が弟に教えると、弟は「(ぼくも)行きたい!」と言いました。

弟も「行きたい」と言っているので、それを彼に伝えました。

例文9

明日は雨だって(言っていた/聞いた)。

意味
「明日は雨だ」と言っていた/聞いた。

天気予報で「明日は雨だ」と言っています。

それをお姉ちゃんに伝えました。

例文10

月曜日は祝日なので、学校が休みだって(言っていた/書いてあった/聞いた)。

意味
「月曜日は祝日なので、学校は休みだ」と言っていた/書いてあった/聞いた。

学校の掲示板に「月曜日は祝日なので、学校は休みだ」と書いてあります。

それを友達に伝えました。

例文11

A「買い物に行きたいから、すぐ用意して。」
B「すぐって言われても、今起きたばかりだよ。」

意味
「すぐ」用意してと言われた。でも、今起きたばかりだから、用意に時間が必要だ。

Aさん(女性)が「買い物に行きたいから、すぐ用意して。」と言いました。

でも、Bさん(男性)は、今起きたところです。
「すぐ」と言われても、用意できません。

意味2

【伝聞】~と聞いた。

※伝聞=ほかの人から聞いた話を、ちがう人に言うこと。

ふつう形+のだって/んだって

どんなときに使う?

人から聞いたことを、ほかの人に話すとき

ポイント

「~(な)のだって」→あまり使わない

「~(な)んだって」→男も女もよく使う

「~(な)んですって」→よく女の人が使う

目上の人に話すときは「~(だ)そうです」

例文

例文を読む

例文1

ねぇ、知ってる?先週、近所にアイス屋さんができたんだって

意味
先週、ここの近くにアイスの店ができたと聞いたよ。君はこのことを知ってた?

先週、この近くに新しくアイスの店ができたそうです。

そのことを友達に教えています。

例文2

先生はあんなに美人なのに恋人がいないんだって

意味
先生はあんなにとても美人なのに、恋人がいないと聞いたよ。

先生はあんなに美人なのに恋人がいないそうです。

それを友達に伝えました。

例文3

彼は卓球が得意なんだって

意味
彼は卓球が得意だと聞いたよ。

彼は卓球が得意だという話を聞いたことがあります。

それを友達に教えています。

例文4

ニュースによると、今日も風が強いんだって

意味
今日も風が強いとニュースで聞いたよ。

ニュースで言っていましたが、今日も風が強いそうです。

パパに教えてあげましょう!

例文5

山田さんはコロナウイルスにかかったんですって。心配ね。

意味
山田さんはコロナウイルスにかかったと聞きました。心配ですね。

山田さんがコロナウイルスにかかったそうです。

それを友達に教えました。

意味3

【伝聞→確認】~と聞いたけど、本当?

ふつう形+(のだ)って/(んだ)って?

どんなときに使う?

人から聞いた話が、本当かどうか確認するとき

ポイント

・文の終わりを上げる(イントネーションを上げる)

「~(な)のだって?」→あまり使わない

「~(な)んだって?」→男も女もよく使う

「~(な)んですって?」→よく女の人が使う

目上の人に話すときは「~(だ)そうですね。」

例文

例文を読む

例文1

A「車を持っているんだって?」
B「いや、持ってたけど、売っちゃった。」

意味
車を持っていると聞いたよ。本当に持っているの?

「車を持っていると聞いたけど、本当?」と彼に確認してみましたが、今はもう持っていないそうです。

例文2

A「明日からシンガポールに行くんだって?いいなぁ。」
B「お土産を買ってくるよ!」

意味
明日からシンガポール(Singapore)に行くと聞いたよ。本当に行くの?いいなぁ(私も行きたいなぁ)。

明日からシンガポールに行くという話は本当?と聞いてみたら、本当に行くそうです。

お土産を買ってきてくれます!

例文3

お子さん、結婚するんですって?おめでとう!

意味
あなたの子供が結婚すると聞いたよ。この話は本当?(たぶん本当だと思うので、)おめでとう!

※お子さん=「子供」のていねい語。ほかの人の子供のことを言う。

「お子さんが結婚するといううわさを聞いたけど、本当だよね?おめでとう!」と、祝っています。

例文4

A「おれが浮気するわけないだろう。」
B「浮気してないって?嘘つかないでよ!」

意味
今、「浮気してない」と聞いた。それは本当?(わたしは本当じゃないと思う。)嘘を言うな。

「君は浮気してないと言うけど、それは本当なの?」と、男性を責めています。

女性はきっと、男性の浮気の証拠を見つけたのでしょう。

例文5

A「部長、なんだって?」
B「今週末、出勤してもらえないかって(言ってた/聞かれた)。」

意味
A「部長は何と言ってたの?」(←本当?の意味はない)
B「今週末、出勤してもらえないか?と聞かれたよ。」

Bさん(女性)はさっき、部長と話しました。
それを知っているAさん(男性)は、何を話したのか聞きます。

いつもは週末は休みだけど「今週末は忙しいので、出勤してほしい」と部長に言われました。

例文6

君、キャンプが好きなんだって?じゃあ一緒に行かない?

意味
「君はキャンプが好きだ」と聞いた。それは本当?本当なら、一緒にキャンプをしに行かない?

「君はキャンプが好きだといううわさを聞いたけど、本当なら一緒に行こうよ!」と誘っています。

例文7

A「この店は安くておいしいんだって?」
B「山田くんがそう言ってたよ。」

意味
「この店は安くておいしい」と聞いた。それは本当?

この居酒屋に行ったことがないけど、安くておいしいと聞いたことがある。本当かな?

前に山田くんが「この居酒屋は安くておいしい」と言っていました。

例文8

あなたも北海道出身なんですって

意味
「あなたも北海道出身だ」と聞いた。それは本当?

出身が同じ人がいると、なんかうれしくなりますよね!

「あなたも北海道出身だといううわさを聞いたけど、本当?わたしもだよ!」という話題で盛り上がっています。

例文9

A「Bさんはいくつなの?」
B「30歳です。」
C「え~30歳だって?もっと若いかと思ってた!」

意味
今、Bさんは30歳だと聞いたけど、それは本当? もっと若いかと思っていた(ので驚いた)!

Bさんは見た目が若いので、まわりの人は「彼は25歳くらいだ」と思っていました。

年齢を聞いてみると、実際は30歳だそうです!

それは本当?と、みんなびっくりです。

まとめ

意味が3つある。

ポイント
・「~と言っている/書いてある/聞いた」のかるい言い方
日常生活で話すときによく使う
目上の人には使えない。使うと失礼!
男も女もみんな使う

意味1

【引用】~と言っている/書いてある/聞いた。

ふつう形+って(言っている/書いてある/聞いた)

どんなときに使う?

自分が何かを話すため、人が言っていたこと(本などに書いてあったこと、聞いたこと)を使うとき

ポイント

目上の人には→「~と言っている/書いてある/聞いた」

意味2

【伝聞】~と聞いた。

ふつう形+のだって/んだって

どんなときに使う?
人から聞いたことを、ほかの人に話すとき

ポイント
「~(な)のだって」→あまり使わない
「~(な)んだって」→男も女もよく使う
「~(な)んですって」→よく女の人が使う
目上の人には→「~(だ)そうです」

意味3

【伝聞→確認】~と聞いたけど、本当?

ふつう形+(のだ)って/(んだ)って?

どんなときに使う?
人から聞いた話が、本当かどうか確認するとき

ポイント
・文の終わりを上げる(イントネーションを上げる)
「~(な)のだって?」→あまり使わない
「~(な)んだって?」→男も女もよく使う
「~(な)んですって?」→よく女の人が使う
目上の人に話すときは「~(だ)そうですね。」